2012年6月28日木曜日

第1回全日本クラブマンレースの映像

第1回全日本モーターサイクルクラブマンレース。
1958年(昭和33年)、場所は浅間高原自動車テストコース。

貴重な映像ですよね。
どこにどう保存されてた映像なのでしょうか??




ナレーションによると、
第1レースの125ccクラス、スタート時刻は午前9時20分。
レースは参加14名。コースを2周(18.802km)。
観衆は2万人あまり。
優勝は鈴木三郎選手(ヤマハ・YA-1)、優勝タイムは14分53秒3、平均時速75.3km/hでした。


「汚れた英雄」の冒頭シーンのいわゆる浅間火山レース(浅間高原レース)ではなくて、その3年後の晶夫が浅間で初優勝するほうのレースです。

ちなみに350ccクラスで優勝したのが高橋国光さん(BSA)(トライアンフ?)。

2012年6月27日水曜日

酒井文人さんと多田健蔵さん

7月1日に「酒井文人&クラブマンレースを語る会」があるとのこと。
往年のライダーやレース関係者が集まるようです。

・・・酒井文人さん?

1958年(昭和33年)、メーカー主導の第3回浅間火山レースが延期になり、ならばアマチュアのレースをやろうということで、設立されたのがMCFAJ(全日本モーターサイクルクラブ連盟)。
その設立の中心人物がモーターサイクリスト創設者の酒井文人さん、というわけです。


そして一つ前のブログに書いた多田健蔵さん。
昭和5年にマン島TTレースを走った方です。


以下、「日本モーターサイクルレースの夜明け」に出ていた、『八重洲出版発行の「別冊モーターサイクリスト」(2003年9月~2004年2月号)掲載 戦後バイク史の証人たち(その10)』より。
(後半の「決勝前夜の抗議行動」のところ。)
本田さんによると、参加者たちの抗議は、まず車検を行っていた“わかさ会〝(当時の若手バイク商たちの集まりに持ち込まれたという。だが彼らには最終的な権限がないと分かり、結果として主催者の酒井文人(当時小社社長でMCFAJ初代理事長。故人)と、競技委員長の多田健蔵さん(戦前のスターライダーで、1930年に日本人として初めてマン島TTに出場。故人)が矢面に立たされた。

多田健蔵さんが、第1回全日本クラブマンレースの競技委員長だったのですよ!

知らなかったことと知らなかったことが知っていることで繋がったのでちょっと興奮してしまいました。

第1回全日本クラブマンレース
(画像はこちらのサイトから)

2012年6月25日月曜日

昭和5年にマン島TTレースを走った日本人

MCFAJとMFJについてWikipediaで調べていたら・・・。

MFJは設立当初、なんだかゴタゴタしていたようで、1950年に一度できているが崩壊して、1961年に新MFJができたとか。

で、気になったのが、初期のMFJの代表の多田健蔵さん。「1930年(昭和5年)に日本人として初めてマン島TTレースに出場した」とあります。

ワタクシ、正直、お名前すら存じ上げませんでした。
いや、ちょっと調べてみると、たぶんこれまでに何度も目にした事はあったのだと思いますが・・・。

しかし今になってみて、あらためていろいろ興味深い話が。

シベリア鉄道を使ってマン島まで40日かけて移動した、とか、ベロセットの350ccで15位で完走した、とか、表彰式には紋付袴で登場した、とか、のちのホンダのマン島挑戦にも尽力した、とか。


画像はこちらのブログ(FishTail Garage)から。
元はOld Timer誌かな?

多田健蔵さんについて、もう少し調べてみようと思います(人物伝にはこういった話を載せようかと)。
何かご存知の方は教えてください。

2012年6月24日日曜日

H&W(ヒルデブラント ウント ボルフミューラー)号

日本に初めて上陸したオートバイ、H&W(ヒルデブラント ウント ボルフミューラー)号って、どんなバイクだったのか?

スゴい事に、走る現車がある?(レプリカかな?わかりません)
YouTubeに動画がありました。

オランダにあるのですかね。



リアの駆動はこんななんですね。

これが1896年・明治29年に日比谷を走ったのがお披露目だったようです。

この動画はこちらのブログで見つけました。
【参考】感染帝国

年表と出来事と人物伝を少しずつ

日本のオートバイ年表を少しずつ作り始めました。

ひとまず、日本初の〇〇とか、企業・施設・団体の誕生、世界チャンピオンをピックアップしてみました。

今後これから見聞きした話を追加していって、どんどん詳しくいく予定です。

リンク先にはその出来事の詳細と関連リンクを、また人物については人物伝という項目で、紹介していきます。

日々進化、完成形なし、長期計画で取り組んでいきますのでお付き合いください。

2012年6月21日木曜日

日本のオートバイの年表を整理してみたい

日本のオートバイの歩みというものを表現するのに、やはり年表があるとわかりやすいですよね。

浅間火山レース、日本メーカーのマン島TTレースへの挑戦、国内サーキットの建設、バイクメーカーの栄枯盛衰、歴史的車両の登場、ライダーの活躍時期・・・。そこに日本の社会情勢なども含めてちょっとずつ整理できたらいいかな、なんて思います。

年代別に追いかけるとなかなか前に進まない気もするので、行ったり来たりしながら進めていきます。

それでもやはり初めは「日本のオートバイの第一歩は?」というあたりからスタートしたいと思います。

仏教伝来は538年、鉄砲伝来は1543年、ではオートバイの伝来は???

2012年6月20日水曜日

「二輪文化を伝える会」のブログです


「二輪文化を伝える会」のブログのスタートです。

ブログでは、ちょっと興味が湧いてあれこれ調べてみたことや、いろいろな方々から見聞きしたお話を、ざっくばらんに掲載・紹介していこうと思っています。

特定のテーマについて、ある程度まとめる事ができたら、別ページに分けてホームページ内に掲載する予定です。

よろしくお願い致します。